藁を掴もうとしたら、そもそも藁がなかった件(前編)

なかったってゆーか投げてもらえなかった。みたいな?
溺れてるあたしを見て素通りされた。みたいな?
そもそも、実はそこに人もいないから藁も投げてもらえない。みたいな?
発症から2週間ほど経って随分と顔の表情が出てきたつんちゃん。
首の可動域も広がり少し首を上げられるようになって来てた。
 

f:id:yunta4:20181011123127j:plain誰、、、?あたしのパジャマを「おばーちゃんが履いてるもんぺみたいプッ」って思ったの。


ただ立つ気配がない。

寝たきりなんだから当然なんだけど多少回復してきてるわりに、まっっっっっっったく気配がない。
気持ちがない。っていうのかなぁ。

そんなんでね。

何も出来ない休日は勿体無い派なもんで。
4/4から始まるA先生との短期集中決戦を前に1度行ってみましょう、、、天才がいる病院に!!
(やめなさい!やめなさいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!)

ホントはこの日、Y先生の診察の予約が入ってた。

でも行けるタイミングがこの日しかなかったからY先生を先延ばしにしてもらって鍼灸のC病院に行った。
因みに病院名にアルファベット付けてるけど実名と一切関係ありません。
もはや鍼灸の病院はA、B、Cと順番に付けてるだけ(*‾m‾)プッ
事前に仕入れた情報によると色々とやばそうなので問診表を手短に、かつ分かりやすくめっちゃ真剣に作った。
もちろん仕事中に( ・`ω・´)キリッ

完璧に仕上げた問診表を持ち予約時間の2時間前くらいに到着!(張りきりすぎ)

心配した鋼も着いて来てくれた。
鋼を車に乗せるのは何気にトラウマだったんだけどね。笑
病院に入って受付の人に問診表を渡す。
この時、ちょっとした違和感が、、、。

待ってる間に診察室から先生が「私しか治せないんです!」って患者さんに言ってるのが5回ぐらい聞こえてきた。

いいね、いいね!!
期待大ですよぉぉぉぉぉ!!!

期待に胸を膨らませてたら受付の女性が話かけてきた。

ちょっとホントに何言ってるか全然ワカンナイんだけど要約すると

「お引取りください」


って事みたい。


は????????

ちょっとホントに何言ってるか全然ワカンナイんだけど(2回目)。

とりあえず、その問診表を中で叫んでる天才んトコに持って行け。

話はそれからだ。
先生が椿を診て「あぁこれは鍼じゃ治らないよ」って言うなら分かる。
先生が診てもいないのに、なぜ受付のアンタに「治らない」って分かるの?
検査が出来ないから今の椿の現状は誰も分からない。
前庭疾患なのか、脾臓から脳にアレが転移して脳腫瘍になったのか、一過性の脳梗塞なのか。
ずっと経過を診てきてくれてる先生たちですら分からないのに問診表見ただけで獣医でもないアンタになんで分かるの?

え、もしかしてアンタも天才とか??


とにかく会話にならないのですよこの女性。

ゆ「治らないって事ですか?」
女「や、そういう事を言ってるんじゃなくて、、」
ゆ「じゃ何なんですか?」
女「ですからコーギーは全犬種でトップクラスで鍼が効きにくいんです」
ゆ「じゃ、コーギーは全員お断りしてるって事ですか?」
女「や、そういう事じゃなくて、、、」
ゆ「先生が言うなら分かりますけどアナタに断言されるのは納得できません。とにかく1度先生に診てもらいたいんですけど。」
女「アナタは獣医師の気持ちを逆撫でしてます。先生は職人肌なので『治らない』という事はないんです。」
ゆ「ちょっと何言ってるかワカンナイんですけど。」
女「先生は天才なんです。」
ゆ「はぁ、、、。」

15分くらいかなぁ。

懸命に帰るよう説得された。
何を言っても会話にならない上に説得力がない。

問診表も先生に診せたって言い張ってたけど先生ずーーっと喋ってっかんね(笑)

アンタが手に握ってる、あたしの力作の問診表をいつどうやって見せたってのよ。
テレパシー使えるとか??

そんなわけでもう何を言っても無駄なので、、、


「分かりました。帰ります。」と言った。


椿を抱き上げながら言った。

ゆ「諦めろって事ですよね?」
女「いえ、そういう事を言ってるわけでは、、、」
ゆ「アナタの言ってる事はそういう事ですよ。このまま弱っていって死ぬのを待てって事ですよね?」
女「いえ、そうじゃなくて、、、」
ゆ「死ねって事ですよね、ありがとうございまーす。」
と言い残し病院を出た。

鋼を置いて!笑


残された鋼はタオルだのシートだのを片付けて持って来てくれた。


片付けてる鋼に

「ご理解頂きありがとうございます」って言ってきたらしい受付。
「全く理解してません。」と言い残し鋼も撤退したらしい。
いやー鋼がいてホント良かったわ。
捨て台詞吐いたらすぐ病院から出たいもん。
頭来てるし椿抱っこしながらタオルとシーツ片付けてたらアワワワなっちゃうもん。
往復3時間くらい。
ただ椿を疲れさせただけになってしまった。
こんな事ならY先生の診察に行けば良かった。

くっそーーーーーー!!!

天才の真意は「治らない犬は診ない」って事だったのか。
そりゃ「100%治ります!」って断言出来るわ。
治るコしかやらないんだもん。

でもなんで治らないって分かったんだろう?

なんだろう?
何がいけなかったんだろう?
なんでだろう?
なんでだろう?
なんでだなんでだろう?

翌日、正気を取り戻し検索ババァと化した私はある結論に達した。

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